マウスピース型矯正装置(インビザライン)|新潟市中央区の矯正歯科|さかうえ矯正歯科クリニック

〒950-0971 新潟県新潟市中央区近江3丁⽬32−1

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マウスピース型矯正装置
(インビザライン)

Mouthpiece correction

マウスピース型矯正装置
(インビザライン)

Mouthpiece correction

マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは?

マウスピース型矯正装置イメージ

当院で使用している装置は、米国のアラインテクノロジー社が製造・提供しているマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用しており、これまで全世界で700万人(2020年6月現在)を超える患者様が治療を受けられています。

治療のメリット

透明で目立たない

透明なマウスピースなので、着けていることが目立ちません。従来のワイヤー型の矯正装置のように笑ったときに装置が見えないので、見た目を気にすることなく歯並びを整えることができます。

0.5mmの厚さで喋るときも邪魔にならない

多くの方が想像するマウスピースとは違い、厚さが0.5mmと薄く作られていますので、喋るときに違和感が感じにくくなっています。

通院回数が少ない

歯が整っていく過程を専用のコンピューターでシミュレーションし、その過程に合った形のマウスピースを一度に制作するので通院回数を抑えることが可能です。

自由に取り外し可能

従来のワイヤー型の矯正装置と違い、自由に取り外しが可能なので、食事中の不快感がありません。また、ご自身でお掃除も可能なので衛生環境を保つことができます。

金属アレルギーの心配がない

薄いプラスチックで作られているので、これまで金属アレルギーで矯正治療ができなかった方々にもおすすめです。

治療のデメリット

適応できない症例がある

ワイヤーの矯正装置を併用した治療計画を立てる場合もあります。カウンセリングの際にご相談ください。

使用方法を守らないと効果が薄くなる

1日の規定された装着時間(約20時間以上)が必要です。食事の際には外していただきます。

治療期間が長くなる場合がある

歯並びによっては、ワイヤーの矯正装置と比べて治療期間がかかることがあります。

※マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、日本国の薬事法上の医療機器および⻭科技工士法上の矯正装置に該当しません。厚労省の認可(医薬品医療機器等法上の承認)は得ていないため、まだ明らかになっていないリスクが存在する可能性があることをご了承ください。

※完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外になることがあります。

当院のマウスピースの型取り方法

その場で矯正シミュレーション可能!
「矯正後の歯並びのイメージ」がわかります

当院ではi Tero Element(アイテロ エレメント)という、お口専用のスキャナーを導入しています。このスキャナーによって、今まで必要だった歯型取りの不快感が無くなり、お口の中の情報をデータとして取り込むことができるようになりました。

i Tero をオススメしている3つの理由

昔の型取りが
苦手な方でも大丈夫

型取りによって嘔吐反射が起きてしまう患者様やお子様にとって、このスキャナーは救世主となります。もちろん、お口の中に小型スキャナーを入れますので違和感は少しありますが、従来の型取りより違和感は少なくなっています。

マウスピースの完成
までが早い

お口の中をスキャンしたデータを海外の工場へ送り、従来より早くマウスピース作製ができるようになりました。従来の方法では、郵送で型取りを送るため時間がかかっていました。i Teroを使用することで従来よりも2週間ほど早く矯正治療が始められます。

治療中の歯並びを
画面上で確認できる

治療中にi Teroでお口の中のデータを読み取ることで、画面上で歯の治療経過を確認できます。

治療の流れ

01
初診相談

初診相談

治療の相談と説明をさせていただきます。表側の装置、裏側の装置と同様にマウスピース型矯正装置(インビザライン)による治療についても装置の特徴、注意点などの質問にお答えします。今後の流れやおおよその見積もりもご説明いたします。

※初診相談時、レントゲンを1枚撮影します

02
精密検査

精密検査

口腔内診査、レントゲン撮影、顔面・口腔内写真、口腔内スキャン、歯の型とりなど診断に必要な資料をとります。

03
診断

診断

精密検査の結果をもとに、問題点や状態を説明いたします。治療開始から終了に至るまでの歯の移動を動画で確認していただきます。治療方法、使用装置、治療期間ならびに矯正治療費などについて分かりやすくご説明いたします。

04
治療開始

治療開始

アタッチメントとよばれる白色の小さな突起を歯に接着します。その後、マウスピース装着の練習や装着時の注意点について説明させていただきます。マウスピースは、1日20時間以上の装着が必要です。

05
通院

通院

1~2ヶ月ごとに来院していただきます。歯の移動を効率よく行うために、歯と歯の間を0.2~0.5mm程度ヤスリがけすることがあります。

06
保定(後戻り防止のためのマウスピース)

保定

矯正治療終了後、綺麗になった歯並びを保つためのマウスピースに移行します。矯正治療が完了してから半年~1年は、歯が後戻りしやすい時期になりますので、食事や歯磨きの時以外はいつもマウスピースを装着することをお勧めします。2~3ヶ月に一度通院していただき、問題がないようでしたらマウスピースを装着する時間を少しずつ減らしていきます。歯並びが安定したら治療終了となります。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)による治療のリスク・副作用のまとめ

  • 1日20時間以上正しい装着方法で使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあります。
  • 患者様自身で取り外せるため紛失することがあります。そのため、きちんとした自己管理が必要になります。
  • 歯並びの症状によっては、マウスピース型矯正装置(インビザライン)で治療できないことがあります。
  • 装着したまま糖分の入った飲料などをとると、虫歯を発症しやすくなります。
  • ごくまれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
  • 食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
  • 治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
  • 治療終了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、日本国の薬事法上の医療機器及び歯科技工士法上の矯正装置に該当しません。厚労省の認可(医薬品医療機器等法上の承認)は得ていないため、まだ明らかになっていないリスクが存在する可能性があります。
  • 日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。

矯正治療にともなう一般的なリスクや副作用についてのまとめ

  • 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
  • 装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者様のご協力が重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。
  • 歯ぐき(歯肉)が痩せて下がることがあります。また、歯の根本に隙間ができる場合があります(ブラックトライアングル)。
  • ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
  • 治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
  • 歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外すときに、歯のエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物)の一部が破損することがあります。
  • 装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
  • 顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、歯列にでこぼこが生じる可能性があります。
  • 加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
  • 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。